スマートシティと地域の再生〜大分も名乗りを上げよ!〜
今日たまたま師匠の青木茂さんがめずらしく大分に帰ってきていて、ロールケーキをもってふらっと家に遊びにいくことになり、久しぶりにゆっくり話しました。
こんなふうにいうのもおかしな話ですが、おもしろい師匠についたなぁなんて思ってしまいました。いつも会うたびに進化していて、刺激を受けます。スタッフでいたときよりも年齢や経験を重ねて感じ取れることが増えたということもあるかもしれませんが。
再生という考え方(青木茂さんは「リファイニング」と呼んでいる)をさまざまな方向に展開していて、都市の再生や地域の再生というはなしにまで及びました。最近は中国、モンゴル、韓国、台湾、タイなどアジア諸国を講演でよばれて飛び回っているらしく、旅のおはなしもまたおもしろかった。そんな話を聞くと、いまの自分の立ち位置を相対化して、よりひろいフィールドのなかで感じることができるように思います。
そんなお話のなか、「スマートシティ」という考え方と地域の再生をつなげていく取り組みについてのことが強く印象にのこっていまして、、これは、重要な考え方だと思われます。
大分市のはなしでいえば、シンボルロードのデザインと表裏一体で考えなければならないのが「エリアマネジメント」。もしかしたら地元のひとたちは交通の問題しかとりあげきれていないんじゃないか?車や人のうごきを漠然とマクロにとらえて「どうしたらもうかるか」と考えるだけでは堂々巡りから出られないのではと思います。
もちろん交通の問題は重要なのですが、そこにエネルギーのことやIT関連のアイディアを盛り込んで、さらに「路地の再生」とか個別の建築の再生のヴァリエーションも必要だと思うし、ヒートアイランドを防止する再生手法などが加えられてゆくと、もっと具体的にまちを活き活きとさせる方法がみえてくる気がします。そしてそれが全体としてスマートシティという考え方でつながっていくと、あたらしい「おまち」の姿がみえてくるのでは、、などなど妄想がめぐりました。
ちょっと検索してみると、経産省などが「スマートコミュニティ・アライアンス」というのをはじめていて、福岡県北九州市などをスマートコミュニティ国内実証地域に選定して、実証実験などを予定しているようですね。スマートシティという言葉の内容自体がまだ定まらずひとによっていろいろな使われ方がなされているようでもありますが、とても大切な考え方である気がします。
このさい大分も、この度のまちの大改造に際して、「スマートシティ」として名乗りをあげてはどうでしょう?
こんなふうにいうのもおかしな話ですが、おもしろい師匠についたなぁなんて思ってしまいました。いつも会うたびに進化していて、刺激を受けます。スタッフでいたときよりも年齢や経験を重ねて感じ取れることが増えたということもあるかもしれませんが。
再生という考え方(青木茂さんは「リファイニング」と呼んでいる)をさまざまな方向に展開していて、都市の再生や地域の再生というはなしにまで及びました。最近は中国、モンゴル、韓国、台湾、タイなどアジア諸国を講演でよばれて飛び回っているらしく、旅のおはなしもまたおもしろかった。そんな話を聞くと、いまの自分の立ち位置を相対化して、よりひろいフィールドのなかで感じることができるように思います。
そんなお話のなか、「スマートシティ」という考え方と地域の再生をつなげていく取り組みについてのことが強く印象にのこっていまして、、これは、重要な考え方だと思われます。
大分市のはなしでいえば、シンボルロードのデザインと表裏一体で考えなければならないのが「エリアマネジメント」。もしかしたら地元のひとたちは交通の問題しかとりあげきれていないんじゃないか?車や人のうごきを漠然とマクロにとらえて「どうしたらもうかるか」と考えるだけでは堂々巡りから出られないのではと思います。
もちろん交通の問題は重要なのですが、そこにエネルギーのことやIT関連のアイディアを盛り込んで、さらに「路地の再生」とか個別の建築の再生のヴァリエーションも必要だと思うし、ヒートアイランドを防止する再生手法などが加えられてゆくと、もっと具体的にまちを活き活きとさせる方法がみえてくる気がします。そしてそれが全体としてスマートシティという考え方でつながっていくと、あたらしい「おまち」の姿がみえてくるのでは、、などなど妄想がめぐりました。
ちょっと検索してみると、経産省などが「スマートコミュニティ・アライアンス」というのをはじめていて、福岡県北九州市などをスマートコミュニティ国内実証地域に選定して、実証実験などを予定しているようですね。スマートシティという言葉の内容自体がまだ定まらずひとによっていろいろな使われ方がなされているようでもありますが、とても大切な考え方である気がします。
このさい大分も、この度のまちの大改造に際して、「スマートシティ」として名乗りをあげてはどうでしょう?
by dabura_m
| 2012-03-09 23:59
| machi
建築家/DABURA.m代表 の 光浦高史です
by dabura_m
PROFILE
建築家。1977年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、2000年~2007年青木茂建築工房に所属。その間、住宅、再生建築、公共建築など様々なプロジェクトのデザイン・設計監理 を担当。青木氏の著作や学術研究にも参加。2009年より、池浦順一郎と「DABURA」を共同で主宰。大分市をベースに九州・山口で設計活動中。
1級建築士。
住宅やクリニックをはじめ、さまざまな建築設計・デザインにとりくんでいます。お気軽にご相談下さい。
mitsuura@dabura.info
<受賞>
2010年豊の国木造建築賞・優秀賞
ART PLAZA U-40建築家展2011にて投票第1位獲得
九州建築家バトル2011にて優勝
<作品2010>
ココロアニマルクリニック+池田邸
黒田歯科クリニック
<以前の担当作品>
湯布院のゲストハウス
「佐伯市蒲江 海の資料館・時間(とき)の船」
S邸
HP : www.dabura.info
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九州建築家バトル
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