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フンドーキンマンション家守夜会01

11月2日の土曜日、フンドーキンマンション家守夜会01を実施します。
ゲストをお招きしてのトークセッションです。

ゲストは、建築史家の倉方俊輔さんと建築家の徳田光弘さん。
お二人とも、それぞれ大阪市立大学大学院と九州工業大学の准教授でいらっしゃるのですが、とてもユニークな活動をされています。

倉方さんは「ドコノモン」という、歴史上の一級品ではないけれども、どうにも気になる魅力を放っているが、ドコのもんか分からない。そんな名建築に光を当てる執筆活動などをつづけていらっしゃいます。倉方さんがフンドーキンマンションをどんなふうに斬ってくれるか、楽しみですね。
http://www.amazon.co.jp/ドコノモン-倉方俊輔/dp/482226064X

徳田さんは「リノベーションスクール」や「北九州家守舎」の活動で、遊休不動産を活用したリノベーションまちづくりを小倉のまちで進めています。大分市にとってはおとなりさんのような小倉まちで、官民一体となった全国的に注目されるような取り組みが進行中なのです。そんな動きがフンドーキンマンションにも飛び火したら、どうなるんだろう、、わくわくしますね。
http://www.yamorisha.com/

私のほうでは、簡単に、このフンドーキンマンションのリサーチ結果(途中)をお知らせできればと思います。

ぜひご参加ください!

https://www.facebook.com/events/532887860119333/?ref_dashboard_filter=upcoming
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by dabura_m | 2013-10-31 11:30 | machi

スマートシティと地域の再生〜大分も名乗りを上げよ!〜

今日たまたま師匠の青木茂さんがめずらしく大分に帰ってきていて、ロールケーキをもってふらっと家に遊びにいくことになり、久しぶりにゆっくり話しました。

こんなふうにいうのもおかしな話ですが、おもしろい師匠についたなぁなんて思ってしまいました。いつも会うたびに進化していて、刺激を受けます。スタッフでいたときよりも年齢や経験を重ねて感じ取れることが増えたということもあるかもしれませんが。

再生という考え方(青木茂さんは「リファイニング」と呼んでいる)をさまざまな方向に展開していて、都市の再生や地域の再生というはなしにまで及びました。最近は中国、モンゴル、韓国、台湾、タイなどアジア諸国を講演でよばれて飛び回っているらしく、旅のおはなしもまたおもしろかった。そんな話を聞くと、いまの自分の立ち位置を相対化して、よりひろいフィールドのなかで感じることができるように思います。

そんなお話のなか、「スマートシティ」という考え方と地域の再生をつなげていく取り組みについてのことが強く印象にのこっていまして、、これは、重要な考え方だと思われます。

大分市のはなしでいえば、シンボルロードのデザインと表裏一体で考えなければならないのが「エリアマネジメント」。もしかしたら地元のひとたちは交通の問題しかとりあげきれていないんじゃないか?車や人のうごきを漠然とマクロにとらえて「どうしたらもうかるか」と考えるだけでは堂々巡りから出られないのではと思います。
もちろん交通の問題は重要なのですが、そこにエネルギーのことやIT関連のアイディアを盛り込んで、さらに「路地の再生」とか個別の建築の再生のヴァリエーションも必要だと思うし、ヒートアイランドを防止する再生手法などが加えられてゆくと、もっと具体的にまちを活き活きとさせる方法がみえてくる気がします。そしてそれが全体としてスマートシティという考え方でつながっていくと、あたらしい「おまち」の姿がみえてくるのでは、、などなど妄想がめぐりました。

ちょっと検索してみると、経産省などが「スマートコミュニティ・アライアンス」というのをはじめていて、福岡県北九州市などをスマートコミュニティ国内実証地域に選定して、実証実験などを予定しているようですね。スマートシティという言葉の内容自体がまだ定まらずひとによっていろいろな使われ方がなされているようでもありますが、とても大切な考え方である気がします。

このさい大分も、この度のまちの大改造に際して、「スマートシティ」として名乗りをあげてはどうでしょう?
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by dabura_m | 2012-03-09 23:59 | machi

大分都心南北軸整備に関する意見交換会に参加しました

大分都心南北軸整備に関する意見交換会に参加しました。

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今回は、初めて参加の若い世代の意見をとくにとりあげてくださり、ふだんは立場のあるご年配の方に遠慮してしまったり、声が大きく強い方に引け目を感じて発言を控えている女性や若い世代も、前向きに活発に発言をすることができました。関係者のみなさま、ありがとうございました。

いままでの3回はご年配の立場も財力もある方がメインの会だったようですが、これからは老若男女問わずさまざまな方の意見が市制に活かさてゆくことを期待します。

私はまだ子供はいませんが、こういった会はお子さんがいらっしゃる方が参加しにくいというところがあると思います。ぜひ、子連れ夫婦や働く女性が参加しやすい、そして発言しやすい会もつくっていただければよいと思います。

西村浩さんの提案してくれた「エリアマネジメント」という考え方は、とても重要なものだとおもいます。大分にかかわるすべての人が関心をもって、50年100年先を見据えて取り組んでゆく必要があると感じます。

大分まちなかが、「にぎわいの舞台」になりますよう、私も関心をもって、一市民として取り組んでゆきたいと思います。
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by dabura_m | 2012-02-27 11:11 | machi

MACHIBANA!VOL.1ありがとうございました !

先週の土曜日、MACHIBANA!VOL.1〜住み開きトーク&パーティ〜は、みなさまのおかげさまで無事盛況のうちに終了いたしました。ありがとうございました。ゲストトーカーの西村浩さんの日本中のさまざまな都市で取り組まれたおはなしも大変興味深く、これからぜひ大分市に活かしてゆきたいと考えました。

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ポトラックパーティーだったのですが、みなさんいろいろなおみやげを用意してください、それもまた楽しかったです。キッチンで実際にパスタをつくって下さったかたもいらっしゃいました!

今回いらして下さった皆様、次回もぜひご来場ください!
今回来られなかった方も次回は是非よろしくお願いします!
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by dabura_m | 2012-02-27 10:42 | machi

まちは訪れる人の目線でつくってほしい

昨日の大分合同新聞夕刊。
これをみると、まちというのはとにかく「地元の商業者」の都合でつくられるんだ、という感じです。
これでは不安をあおる一方で、まちを楽しくするような意見はなかなかでてこないだろうな、という感じがします。
とてもではありませんが、これからまちを継承してゆく世代の、新しいアイディアなどを喚起してゆけるような記事ではありません。地元の新聞がこうでは、ちょっと残念。

私は、まちは「訪れる人」の立場にたってつくらなければとおもいます。

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先日竹町セントポルタをあるいておもったのですが、いまの状態では、ストリートダンスとか自転車をやっているひとが何故かかっこよくみえないという感じがしました。トランジットモールならストリートカルチャーが映えるつくりかたが出来そうだな、と思いながら通り過ぎました。そういう使い方とか、ソフト面の話が若い世代からたくさんでてこないと、と思います。

市役所のひとが意見交換会のちらしを手配りしていましたが、もしかしたら市役所のひとも、「地元の商業者」の顔色をうかがいすぎている節もありそうだと感じます。

2月26日は、「第4回大分都心南北軸整備に関する意見交換会」があります。そういった会に「まちを訪れる人」の意見が少ないから、ガチガチの、今しか見ていない、変化したくないという「地元の商業者」(←一部の方だとおもいますが、、)の意見ばかりが通って、なかなかまちがおもしろくならないのかもしれません。

私は思うのです。「大分だって、トップランナー目指してなんぼやろ!!」と。

だれでも参加できる会で、市の方針を決めるのにけっこう重要な会のようなので、「まちを訪れる人」の参加が増えたらよいのに、と思います。
私も行って、発言してみたいと思っています。
これを見て下さった方、私達がゆかないと、まちがおかしくなりそうです。聞いているだけでもいいらしいです。
一緒に行きましょう!

【開催日時・場所】
平成24年02月26日(日) 14:00 - 17:00
明日香美容文化専門学校 10階 大ホール
(大分市東大道1丁目3番17号)
http://sikaioitaseinenbu.seesaa.net/article/252574690.html#more
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by dabura_m | 2012-02-18 08:16 | machi

凸凹ハウス2.0 〜にわもへやならへやもにわ〜

先日土曜日、「建てようネット大分プレゼンツ 建築家が考える100坪の敷地に建つ平家 パネル&模型展in高江ニュータウン」に参加しました。建てようネット大分に登録している建築家10人の建築家が、高江ニュータウンにある実際の土地に、100坪の敷地の広さを活かした家を提案。プレゼンボードと1/50の模型を出展しました。1/50の模型が10こ並ぶさまは、さながらまちのようでした。
現在、大分インフォメーションハウスさんのビル1階(大分市長浜町2丁目)に展示されています。

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このなかで、DABURAが提案したのは、、

こちら。

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平屋なのですが、おもいっきり天井の高低差をつけています。ちいさい空間、大きい空間、空間のつながり、視線の通りや上下、屋上へ出るなど、さまざまな動きがうまれます。上から降る光、横からにじみでてくる光など、光の楽しみ方も多様です。

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<紹介文>
まちをあるくとき、いつも同じ道ではつまらないから、なんとなくわざと違う道を通ってみたりすこし遠回りをしたり、すると新鮮な気持ちになって新しい発見をすることがある。まち自体は固定していても、自分なりの巡り方でまた違ったものに感じる。これって、自分で「まちを編集」していることにならないだろうか。そして、住まいもそんなふうに「住まい方を編集」できたら楽しいだろうなと思う。いつもとは違う巡り方をしたり、昇ってみたり、いろんな巡り方や居方ができて、毎日ちがう「住まい方を編集」できるような懐が深い家をつくりたくて、「凸凹ハウスVer.2.0」を考えた。

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<つづき>
 副題の「にわもへやならへやもにわ」というのは、庭を部屋のように使えたら楽しいだろうな、いやむしろ部屋を庭のように使えたらもっと、それが次々に繋がっていたらさらにもっと楽しいだろうな、という想いから考えた「凸凹ハウスVer.2.0」のプランの様子を現している。

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by dabura_m | 2012-02-13 15:30 | machi

MACHIBANA! ~住み開きトーク&パーティのご案内~

自宅をリノベーションしたので、オープンハウスを実施すると共に、ゲストを御呼びして「住み開き」トーク&パーティを実施しようと思います。是非いらしてください!


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MACHIBANA! ~住み開きトーク&パーティのご案内~ 

「MACHIBANA!」は、世界中から注目されるような楽しい「まち」をつくるためのアイディアを知ったりヒントを得たり、「まち」をおもしろくしたいと思っている仲間とのつながりをつくるための、トーク&パーティ形式の「住み開き」イベントです。ゲストトーカーの放つ創造力のパワーを呼び水に、日頃はそれぞれの分野で取り組んでいる私達の創造力を繋げつつ、かき混ぜつつ、「まち」をおもしろくするあたらしい文化を、楽しいお話しのなかから生み出してゆけたらよいなぁと思います。

Vol.1(仮)「集まれるまちのつくり方入門!」
ゲストトーカー:西村浩さん(建築家/株式会社ワークヴィジョンズ 代表取締役)

 西村浩さんは1967年佐賀県生まれ。東京大学土木工学科を卒業し同大学院を修了。その後設計事務所勤務を経て1999年に独立。北海道の「岩見沢複合駅舎」で日本建築学会作品賞(2010年)を授賞されたのをはじめ数々の授賞歴をお持ちの、日本の建築界をリードする重要な建築家のお一人です。「ものづくり」を通してひとのつながりや出来事を生み出したり、まちを楽しくするような様々なお仕事に取り組まれています。九州のご出身らしくとても気さくなお人柄の方です。
 西村さんは「大分都心南北軸トータルデザイン設計業務」のプロポーザルで勝利され、統括設計者に就任、現在大分市の駅前やシンボルストリートのデザインなど、将来の大分のまちなかの具体的な姿をデザインする重要な役割を担って下さっています。翌日2月26日の「第4回 大分都心南北軸整備に関する意見交換会」を前に貴重なお時間をとって頂きました。今回は、そんな西村さんから「エコで楽しく暮らせるまちってどんなふうにつくるの?」「トランジットモールって何デスカ?」などなど、これからの時代のまちのつくり方をわかりやすくお聴きしたいと思います。



13:00~17:00 オープンハウス ご自由にお過ごし下さい
17:00~17:30 フリーアナウンス イベント情報、近況、言いたい事など、来場された方で何か伝えたい方、ご自由にお話ください
17:30~18:15 ゲストトーク(仮)「集まれるまちの作り方入門!」西村浩さん
18:15~18:45 質問&トーク
18:45~20:30 パーティ


・参加対象:まちを楽しみたい、おもしろくしたい全ての方         
・参加費:無料
・定員:40名程度 ※会場の広さ等都合上、参加希望の方はメールか電話にてお申し込み下さいますようお願い致します。
 尚、先着順となりますのでお早めにお申し込みおねがいします。


参加申込先:

DABURA光浦: dabura@dabura.info  090-9496-2773

wakako ceramics 坂本:info@wakako-ceramics.eek.jp  090-7395-6026

いずれかまで、お名前、コメント一言など記載の上、件名「MACHIBANA!参加希望」としてメール頂くか、お電話下さい。お問い合わせも、お気軽に御連絡ください。


※住み開きについて・・・自宅や事務所などのプライベートな空間の一部に本来の用途以外の新しいアイディアを盛り込み、様々な人が集えるパブリックな空間へと変えてゆく活動もしくはスペースを指します。 参考HP http://sumibiraki.blogspot.com/



・リノベーション後初のオープンハウスにもなっております。
・個人宅の「住み開き」ですので、申し込み頂いた方に地図をメールにて送信致します。
・パーティはポトラックパーティとなります。ご参加される方は、食べ物、飲み物、お酒など1品ご持参いただけると助かります。
・ホームパーティーのよう な感覚で、気軽にご参加ください。
・オープンハウスのみのご来場は特に定員はありません。お気軽にご来場ください。(メール頂きましたら、地図を送信します。)
・駐車場はありませんが、ワイドマートのコインパーキングが利用できます。


主催:「MACHIBANA!」実行委員会
協力: DABURA  wakako ceramics

DABURA
HP : http://www.dabura.info/ mail : dabura@dabura.info
[大分オフィス]
〒870-0023 大分県大分市長浜町2丁目12番4号シンサントビル6F
tel&fax : 097-560-0978
[福岡オフィス]※移転して住所が新しくなりました!
〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-7-16-402
Tel&Fax : 092-406-6250

wakako ceramics
HP : http://wakako-ceramics.eek.jp/ mail : info@wakako-ceramics.eek.jp
〒870-0023 大分県杵築市新町381 杵築市役所前
tel : 090-7395-6026
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by dabura_m | 2012-02-07 22:49 | machi

山崎亮さんの講演を聞いてきました

「コミュニティデザイン」で知られる、山崎亮さんの講演を聴いてきました。
先日、「情熱大陸」でも紹介されていた方ですね。

大分県の企画振興部  景観・まちづくり室が開催する、「景観・まちづくりコンダクター育成講座」
の第14回とのことです。

演題は「『コミュニティデザイン』〜人がつながるしくみをつくる〜」。

お話がおもしろくて、2時間半の長丁場があっというまでした。

さいしょは、デザインということのなんぞや?から入りましたね。
50年後のニューヨークを想像して設計された、最初のランドスケープアーキテクトによる「セントラルパーク」、エンクロージャーにより都市に流入した労働者階級のくらし、産業革命以降の劣悪な都市環境から発生した、ウィリアム・モリスの「アーツアンドクラフツ運動」、同じく劣悪な都市環境の改善を目して考案されたル・コルビュジェの集合住宅のスタイルなどを引き、デザインとは、「当事者にとってのっぴきならないような事情を、美しさを伴って解決する」ことこそがデザインである、かっこいい姿かたちをつくるだけでなく、「社会の進むべきビジョンを指し示す」のがデザインである、という氏の「デザインとは?」が、独特の大阪風のおもしろい語り口で展開されました。
これは全く同感!!DABURAのDは、デザインのD。まさにそういう意味でのデザイン。カタカナのデザインというよりは、英語のdesignや中国語の設計のほうが近い気がします。
コミュニティデザインのデザインは、そういう深い意味があるのですね。

次に話が及んだのは、「人口減少社会」について。
50年後にはおよそ人口は半分になる。安藤忠雄さんのようなひとは人口増加社会のなかで仕事を得て建築家スゴロクを勝ち進んだひとだが、これからは同じ事はできない、公共事業は減る一方、都市はいままでスプロールしてきたが、これからは空き家が増え、周縁部から廃墟化がはじまる、という状況ののなか、何を考えればいいの?という話。結論としては、
・人口減少先進地にヒントがある
・人口減少先進国から発信する
イギリスや北欧は減少がゆるやか。中国やアメリカも10年で減少に転じる中、日本はいち早く急激に人口減少が進行するからトライアンドエラーでノウハウを積んで世界に役立てよう。例えば大分市が中心市街地をなんとかするために東京をみにいっても意味がない。人口80万の都市は40万の、40万の都市は20万の都市を見に行くと、50年後の姿がみられる。徳島県上勝町などのはなし、はっぱビジネス、アーティストインレジデンスの話、などなど。「とにかく、人口減少というのがあたらしいんだ」という方向に、話匠に聴衆のあたまをもっていきましたね。
この「人口減少」についてのスタンスは、少々異論有り。日本の人口減少が急なのは、政治が悪いからだと思います。政策次第で「増」は無理でも、「微減」くらいにはできるはず。ヨーロッパの人口急減抑制に成功している事例をみれば、「人口減少はあたりまえだ!!」としてしまうのは、少々強引だなと感じます。そして、世界的にみればまだ深刻な人口増局面では?もちろん各々の仕事の持ち場があるとは思いますが、これからの建築家に国境はないはず。人口増局面、人口減局面両方に処方箋を描けないとな、なんて思いました。DABURAの現在の仕事も、新築と再生が半々くらいですね。 あ、コミュニティーデザインの話でしたね。

もう書くのがつかれてきたので簡単にまとめると、
ここからさきは事例紹介。イワレねつ造、いえしま、海士町のはなし。
いかに地域とのとっかかりをみつけて、つかんで、もりあげて、地域のひとが自主的にまちづくりしていける状況をつくるか、という話。ひとつひとつはまちづくりコンサルタントとしてはオーソドクスな方法の積み重ねだと思いましたが、現実にまちのひととひとのつながりが変化してゆくのがとてもドラマティック。まちづくりコンサルタントというのは、彼だけでなくてもたくさんいるはず。そのなかで山崎氏がひとつ抜きん出て紹介されるのは、やはりひとのココロをつかんでいるからだなと思います。徹底してひとの話をきく、ひとの気持ちを汲む、そういうなかから、いま何をすべきか、どんなふうに組織作りをすべきかというふうにそれぞれのプロジェクトでゼロからかんがえているからだろうなと思いました。これはいい建築をつくる方法と全くおなじ!!
コミュニティデザイン。機会があれば是非とりくんでみたい仕事です。
あるいは、どの建築のプロジェクトも、実はちいさなコミュニティデザインかも。

あと、山崎氏は「つくらないこと」にこだわりすぎなくてもいいのになぁ〜なんてことも感じました。
「つくること」「つくらないこと」、両方できる建築家になりたいなぁと、心熱くなれた3時間でした。
山崎さん、県庁の皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。

DABURA/光浦高史
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by dabura_m | 2011-09-28 18:47 | machi

ART PLAZA U-40建築家展のご案内

7/26〜31まで開催される、「ART PLAZA U-40建築家展」に参加致します。
結婚式をはじめ、様々な機会にお世話になっている、アートプラザ アートホールでの開催です。
アートプラザさんとの共催になります。
大分や福岡などで活動する40歳未満の若手建築家の展覧会です。

昨年あった「建築家の過程展」という展覧会の続編です。
昨年はお声はかけて頂いたのですが、諸事情により参加できなかったのですが、今年は取り組んでおります。あみだくじにて、会場レイアウト担当になってしまったので、おもにそちらのほうに力が入っています。
あのアートホールが、はじめ「ぞくっ」とくるような、そしてずっと居たり巡りたくなってしまうような、そんな空間になればなぁと思います。個人的な課題としては、2008年開催のアートホールでの展示会「wakako ceramics/ceramic art school exhibition はなすうつわ展」で取り組んだ展示レイアウトにつづく続編てところもあります。今回は、このまえのランダムな集落的な感じより、もうすこし強い秩序のある、一体感に重きを置いたものになる予定です。出展者共通の展示什器は全て「紙」によって構成します。

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18:00〜は、毎日ナイトイベントがあります。
ギャラリートーク、即席座談会、建築系映画をみる、建築と関連した音楽を聴く、趣味の建築入門編講座、建築系女子トークなどなど、
候補はいろいろ勝手にだしてますが、あまり意見がでなくて困っています。
「こんなのやって!!」があったら是非、コメントやメールをください。

ところでこのパンフ写真、ダイノジさんじゃないですよー。DABURAですよー。
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DABURAは一応芸人というよりは建築家、、広い意味ではやっぱ芸人ですな。
(昔、渡辺豊和さんが「建築家芸人論」という本をだしてましたっけ、、)
あるいみ芸人的な建築家 DABURAに、会いにきてくだせい。
ぜひ、お待ちしております。

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DABURAでは住宅、クリニック、社屋など様々な建築の設計やリノベーションにとりくんでいます。
建築をお考えの際は、是非お気軽にご相談ください。 e-mail: mitsuura@dabura.info
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by dabura_m | 2011-06-22 23:01 | machi

車座会議@波佐見

もう1週間経ってしまったのですが、
これはきちんと書いておかないとと思い、久しぶりにブログ書きます。

先週、4月2日の土曜日に、九州アートネットワーク車座会議の第三回目の会議がありました。
会場は、長崎県波佐見町の「モンネポルト」さん。
こちらのスズキジュンコさんが今回の仕切り役でした。大変お世話になりました。

ちょうど波佐見町の「桜陶祭」がおこなわれているときで、とても良い体験をしました。
波佐見町は、「森正洋」さんとか、「白山陶器」で名前は知っていましたが、
ここは本当におもしろいまちで、ディープ波佐見を堪能させていただきました。

えーと、こちらは私の発表。
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会議のテーマが「よそ自慢」ということだったのですが、
私としては、なぜ今自慢が必要なのか→誇りをもてるものがあるのか、つくりだしてゆけるのか 
という問題意識の元、
再生という考え方と、固有性の抽出/創出というデザインの方法についてすこしお話いたしました。
会場には話し手のアート関係者に加え、町長をはじめまちの文化の先導役の旦那衆、コルシカ島の画家さんや東京のダンスカンパニーのコレオグラファーなどいらっしゃり、とても刺激的な時間でした。

この発表の場所は昔陶器を製作していた空間で、こちらの敷地のなかにはそのような洋小屋組の大きな
空間を湛える建物がたくさん建っており、写真のモンネポルトさんはギャラリー、ほかにも雑貨店、カフェ、喫茶店、若者のためのギャラリーとショールームなどなど、様々にリノベーションされていて、ひとつのヴィレッジになっています。立ち並んでいる建物をひとつ間引いて、そこを中庭にしてひとがあつまれるようにしているところもあります。

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こういった場所が実現しているのは、この街のいちばん大きな陶器会社、西海陶器の児玉社長の存在によるものです。この場所のオーナーでもあるのですが、まだお金にもなるかも全く分からない頃から、若い人にチャンスをあげよう、このまちを若い人の感性で再生させたいと考えて、様々なまちづくりまちおこしの一環として、陶器のまちの遺産空間の再生に私財を投じて取り組んできた結果なのだと思います。すばらしいことだと思います。今では近隣の街からもひっきりなしにお客さんが来て、カフェも大繁盛でたくさんの若い人が働いていますが、最初は大変だっただろうなと、想像します。彼に一通り案内してもらったのですが、常に「あそこは品のない素材がみえているからなんとかしよう」「次はこの建物を再生しよう」と考えを巡らせていらっしゃいました。
このような場所がひとつできるだけで、街が全く変わると思います。

こちらは、昔の小学校の講堂。
これも最初は町は壊そうとしていたようです。それを、有志の方で、それこそ身体をはってまもったそうです。
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九州最大級の木造建築とのことです。

文化の価値や必要性を分かっていて、まちや建築や風景の力を知っている指導層がきちんといてまちのレベルがまもられている、おもしろい発展へ繋がっているまちです。そのような指導層て、なかなかいませんよね。何事も「そこそこでいいんだよ」という大人ばかりの時代です、今は。みんな自分のことで精一杯な時代なのかもしれませんが、やはり、お金のある方ほど、文化を盛り上げてほしいよなぁ、こんなおじさん達大分にも欲しい!!と強くおもってしまいました。

会議終了後は、まちの有志のみなさんでつくったログハウスで、バーベキューをごちそうになりました。
「客人をもてなす」、ということにもなにか心意気のようなものを感じました。
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この釜で炊いたごはん、おいしかった、、


さてさて、一泊して、翌日はゆっくり波佐見の心臓部、中尾山の陶芸集落を歩きました。
ここは、、なかなかすごいまちです。
昔、大村藩が朝鮮出兵時に連れてきた陶工に釜を開かせたのが始まりのようです。
特に磁器の大量生産に特化していたところですから、昔はたくさんの登り窯があったようです。
今は窯はガス窯が主流ですから登窯はないですが、昔からの街並は健在で、
なんといいますか、「九州のサントリニ」くらいいってもいいのではないかとおもうほど、
坂、傾斜、路地、くぐる、不思議なかたち、むかしの窯の素材の再生壁などなど、
建築家として、非常に刺激を受けますし、発見があります。空間把握力のトレーニングになります。

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強い固有性がまだまだ沢山残っています。
これをしっかり把握/抽出して、あたらしい展開につなげられたら、もっとおもしろいまちになると思います。
よい時間を過ごせました。波佐見のみなさま、ありがとうございました。

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by dabura_m | 2011-04-11 03:07 | machi


建築家/DABURA.m代表 の 光浦高史です


by dabura_m

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PROFILE

建築家。1977年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、2000年~2007年青木茂建築工房に所属。その間、住宅、再生建築、公共建築など様々なプロジェクトのデザイン・設計監理 を担当。青木氏の著作や学術研究にも参加。2009年より、池浦順一郎と「DABURA」を共同で主宰。大分市をベースに九州・山口で設計活動中。
1級建築士。

住宅やクリニックをはじめ、さまざまな建築設計・デザインにとりくんでいます。お気軽にご相談下さい。
mitsuura@dabura.info

<受賞>
2010年豊の国木造建築賞・優秀賞
ART PLAZA U-40建築家展2011にて投票第1位獲得
九州建築家バトル2011にて優勝

<作品2010>
ココロアニマルクリニック+池田邸
黒田歯科クリニック
<以前の担当作品>
湯布院のゲストハウス
「佐伯市蒲江 海の資料館・時間(とき)の船」
S邸

HP : www.dabura.info
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