わたしたちの世代の仕事

昨日、建築家の友人である伊藤君から、よるの10時半くらいに電話が来た。
いままちで飲んでるからでてこいという。
30代の建築家衆で集まっているらしく、
ずいぶん盛り上がっているようで、「あいつ呼べ!!」みたいになっているようだった。
「しょうがないな〜」なんていいつつ、大義を得て、喜び勇んで出発(笑)

彼らは、昨年「建築家の過程展」という建築の展示会をアートプラザでやったグループだ。
実は私達もこえを掛けてもらったが、
今は完成しているココロアニマルクリニック黒田歯科クリニックもまだ未完成の時で、
それに展示会の枠組みにおもうところもあり、出場を辞退していた。

その展示会、今年はどうするかという話し合いの二次会でだった。
酒がはいってついいろいろ言ってしまったので、今年は逃げられないかな?(笑)
でもおもしろくなるならいいと思う。
それに出場するならするで、面倒だよ〜DABURAは(笑)、なんて。

のみかいで、お酒の勢い でいろいろくだまいてしまったが、
しらふの状態で一度整理しておこう。
個人的なメモ書きですから、、あしからず。


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<姿勢>
 きのうみなさんと飲んで後であらためて思ったのは、私達は、東京が中心で自分たちは地方、周縁。小規模でできることが限られていて、、という思考の前提に、慣れきってしまってなかなか抜け出せていないのではないかということ。明治維新で始めた中央集権制度は、思いのほか思考の隅々に根を張っているのかもしれない。
私個人としては、白村江の戦いで日本の中心が完全に大和に移行して以来の、九州の再設定が必要ではないかと思っている。

 九州は、アメリカでいえば西海岸のようになってしかるべきだとおもいます。実験精神に溢れているべきだと思います。(たまに冗談で「大分サンフランシスコ化計画」をくちばしりますが、、規模としては悪くないと。こんど実際に行ってみる予定。)

 また、九州は経済や人口の規模としてはベルギーやオランダやスイスと比較できる規模なのですから、大いに参考にして、九州をひとつのつよいまとまりとして考える必要があって、役割を設定していかないといけないし、建築家はそれに形をあたえることができる、それが私達の世代の仕事なのではないかと思っています。(たまに例のジョーク、大分バーゼル化計画を口走りますが、、半分は本気よ!)

 九州は、位置的にとても面白いとおもいます。当分は世界最大の都市東京や京阪神とは使用言語が同じ、北京、上海、深圳、香港、ソウル、平壌、台北、高雄etc、、、21世紀の重要な都市との距離や治安、都市サービスの充実度、自然環境などを考えれば、はっきりいって何にだってなれる。金融センターにだって、経済特区にだって、シリコンバレーにだって、ビバリーヒルズにだって、アジアの高級保養地の代名詞にだって。やりかたひとつ、こころひとつのはず。
 せっかく30代で建築家なのだし、目の前の仕事に真摯に取り組むことは変わらないのだから、「姿勢」としてはそれくらい考えてもいいのではないかと思っています。30代は九州の歴史的再設定を担う世代だと。オオブロシキに、過ぎますか??

<枠組み>
 若い世代のアーキテクトがきちんとでてきていますとプレゼンテーションすることは必要だと思います。実際にいまの大分の30代の建築家は、何故か層は厚い、不景気の世の中を戦ってきた技術もあるし、新しい事を勉強できるし、体力も精神力も夢も、単位当たりの投入量は負けない。若さゆえの経験不足があるとしたら、それを十分にカバーできる横の繋がりも太い。これからグローバルな土俵に「群として」でていける可能性はあると思うし、そのために切磋琢磨したいと思っている。それなのに、「私達はまだ建築家になっていない、その過程にいる未熟者です」とプレゼンするなら、その枠組みには全く興味なくなってしまう。私達は建築で他の誰よりも、どの世代よりも良い成果をクライアントに提供できるという自負や自信があるから独立しているのですから、それを、まさにオオブロシキ広げてでも、思い切っていうべきだと思う。
 それから、完全に自分たちの範疇でやると、集団営業会のにおいが抜けない。もちろん知ってもらう為に展覧会をするのですから営業としての性格はどうしてもありますが、大事なのは建築の楽しさをしってもらうことで、そこが利潤追求のメーカーさん等と違う所。文化的なエキシビジョンとして確立させるためには、第三者的ポジションを設定してコメントしてもらう必要があると思います。セレクター、キュレイター、ゲストクリティック、コミッショナー、ファシリテイテイター、講演会を併催する、、様々な方法があると思いますが。

 各社ごとのブースにしないで、ミックスして全体の空間のおもしろさをつくるひつようがある、というたかせさんの意見に賛成。U-40に限定するのも賛成。若いときの道場のようでもいいですよね。それから、来場者がなにか、投票というか、FACEBOOKの「いいね!」みたいな。それでランキングが付くようなしくみも面白いと思います。サイトもほしい。

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以上!


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DABURAでは、住宅やクリニックなど様々な建築づくりにとりくんでいます。
建築をお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。 e-mail: mitsuura@dabura.info
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by dabura_m | 2011-02-07 03:34 | machi


建築家/DABURA.m代表 の 光浦高史です


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PROFILE

建築家。1977年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、2000年~2007年青木茂建築工房に所属。その間、住宅、再生建築、公共建築など様々なプロジェクトのデザイン・設計監理 を担当。青木氏の著作や学術研究にも参加。2009年より、池浦順一郎と「DABURA」を共同で主宰。大分市をベースに九州・山口で設計活動中。
1級建築士。

住宅やクリニックをはじめ、さまざまな建築設計・デザインにとりくんでいます。お気軽にご相談下さい。
mitsuura@dabura.info

<受賞>
2010年豊の国木造建築賞・優秀賞
ART PLAZA U-40建築家展2011にて投票第1位獲得
九州建築家バトル2011にて優勝

<作品2010>
ココロアニマルクリニック+池田邸
黒田歯科クリニック
<以前の担当作品>
湯布院のゲストハウス
「佐伯市蒲江 海の資料館・時間(とき)の船」
S邸

HP : www.dabura.info
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